ピコレーザートーニングとは?シミ・肝斑治療の常識を変える力も

シミの中でも治療の難易度が特に高いのが肝斑です。シミの改善にはレーザー治療が効果的とされていますが、肝斑は刺激を与えるとむしろ悪化する恐れがあり、レーザー治療が難しくなってしまいます。
今回はそんな肝斑にも有効とされる、新たな照射法「ピコレーザートーニング」について、従来のレーザー治療との違いを中心に紹介していきます。
他にも、ピコレーザートーニングが向いている人や注意点についても解説するので、あなたの肌悩みの解消にぜひお役立てください!

Contents

新たなシミ治療法「ピコレーザートーニング」とは?

ピコレーザーは、従来のレーザーとは異なり色素を衝撃波で粉砕する新たな治療機器です。治療困難とされてきた種類のシミにも効果が期待でき、肌へのダメージが少ないとして大きな注目を浴びています。
このピコレーザーを利用した施術のひとつが、今回ご紹介する「ピコレーザートーニング」です。
トーニングとは、特定のシミへ集中的に照射するのではなく、頬や顔全体など広い範囲に弱く照射する施術のことで、皮膚の再生力を促し、シミや色ムラだけでなくシワやたるみ、目立つ毛穴にまで働きかけます。

従来のレーザートーニングとの違い

ピコレーザートーニングは、従来のレーザーを用いたトーニングとどう違うのでしょうか。

治療回数

従来のレーザーよりも施術1回当たりの効果が高いといわれるピコレーザーなら、今までの手法よりも少ない治療回数で効果を実感できます。
従来のレーザートーニングの一般的な利用回数は5〜6回程度ですが、それよりも少ない回数で同等の効果を期待できるでしょう。

治療時間(1回当たり)

従来のレーザートーニングの場合、1回の施術にかかる時間は30分前後ですが、ピコレーザートーニングの施術にかかる時間は約20分となっています。
忙しくも美にこだわりたい現代人にとって、治療時間は短いほどいいですよね。

痛み

ピコレーザーは従来のレーザートーニングよりも痛みが少ないです。
「ゴムで弾かれたような」と表現されることの多い従来のレーザーは、痛みが出力に比例するため、治療効率をアップしようと出力を上げればそれだけ痛みも増すのが悩ましいところでした。
ピコレーザートーニングでもごく軽い刺激は感じられますが、ほんのり温かく感じる程度か、チクチクとした痛み程度で収まります。
出力を上げてもなお従来手法より痛みは少なく、施術に麻酔が必要となることはほとんどありません。

術後の影響

ピコレーザートーニングは術後の影響が軽微です。従来のレーザートーニングでは、より高い効果を目指して出力を上げると、赤みや腫れが出たり、点状出血やニキビにつながったりすることもありました。
一方、ピコレーザートーニングでは、そうしたダメージはほとんど見られません。
施術後に色素沈着が起きるリスクも低いようです。

ダウンタイム

嬉しいことに、ピコトーニングにはダウンタイムがほとんどありません。
従来のレーザートーニングでは、かさぶたや腫れ、点状出血、ニキビといった施術による影響が収まるまでに10日前後かかります。
一方、ピコレーザートーニングの場合、そもそもそうした肌への悪影響がほとんど見られないので、ダウンタイムはほぼないに等しいといって良いでしょう。

従来レーザー ピコレーザー
治療回数 5~6回 従来より少ない
治療時間(1回当たり) 約30分 約20分
痛み ゴムではじくような痛み。
照射エネルギーと比例して痛みが増す。
ほんのり温かい~はじくような痛み。
照射エネルギーに関係なく従来手法より痛みは少ない。
術後の影響 ・赤みや点状出血、腫れ、ニキビが出ることがある
・術後、一時的な色素沈着が起こることがある
・赤みや点状出血、腫れはほとんど出ない
・照射後薄いかさぶたができる
・術後の色素沈着のリスクが低い
ダウンタイム 赤みや点状出血、腫れ、ニキビなどが収まるまで10日程度 かさぶたにもならず、ダウンタイムがほとんどない

ピコレーザーのトーニングはこんな人におすすめ

安全性が高く大きな効果を期待できるピコトーニングですが、具体的には次のような人に向いているといえます。

  • 肝斑や色の薄いシミ、黒ずみ、ニキビ跡などに悩む人
  • 忙しいので施術回数を抑えたい人
  • ダウンタイムを避けたい人
  • レーザー治療による肌ダメージや色素沈着が心配な人
  • 広い面積に入った刺青を除去したい人

従来のレーザーでは改善が難しく、治療をあきらめていた人も、ピコレーザートーニングなら効く可能性があるのは嬉しいですね。

ピコレーザートーニングの注意点と受けられない人

最後に、ピコレーザートーニングの注意点について確認しておきましょう。

ピコレーザートーニングの注意点

安全性が高いとはいえ、ピコレーザーも肌に刺激を与えるのは変わりありません。
施術効果を持続させるためにも、下記のポイントは守るようにしましょう。

  • 紫外線対策と保湿を徹底する
  • 施術部位をこするなどして刺激を与えない
  • 炎症が出ているときは症状が落ち着くまでメイクをしない
  • 施術当日の飲酒や激しい運動は避ける

ピコレーザートーニングを受けられない人

次に当てはまる人は、ピコレーザー治療を受けられない可能性があります。

  • 妊娠中の人
  • 施術部位に傷がある人
  • 日焼けをしている人
  • 持病(光過敏症、てんかん、ケロイド体質など)がある人

上記に心当たりがある人、少しでも気になることがある人は、事前に医師に確認しておきましょう。

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シミや肝斑に悩んでいるけれど、今までのレーザー治療では効果が見られなかった。。そんな人は、ぜひセンススキンクリニックに訪れてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

ピコレーザートーニングは、レーザー治療が難しいとされていた肝斑にも効果が期待でき、最小限の肌ダメージで最大限の効果をスピーディーに狙える画期的なレーザー治療法です。
これまでレーザー治療は痛いといったイメージが根強かったですが、ピコレーザートーニングであれば、痛みはごくわずかで施術後のダウンタイムもほぼゼロ。
これまでの常識を変えるといっても過言ではないピコレーザートーニングを、センススキンクリニックでぜひ試してみてください。

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