業務用ハイフの選び方!3つの種類と施術内容で決める方法

「きらないリフトアップ」を可能にし、今多くの女性が注目しているハイフ(HIFU)
エステサロンを開業するにあたって、たるみ治療に効果的な業務用ハイフの導入を検討されている方も多いのではないでしょうか。

エステ機器の導入には費用がかかるため、機器の特徴や性能をきちんと理解した上で検討する必要があります。

そこで今回は、業務用ハイフの種類やそれらの特徴についてご説明し、機器の選び方のポイントなどをご紹介していきます。

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Contents

業務用ハイフは非医療用から選ぶ

ハイフとは高密度焦点式超音波のことで、超音波を1点に集めて照射し照射部位を瞬間的に65〜70度の高温状態にします。

熱エネルギーによる刺激を与えることで肌の深層部にある筋膜に働きかけ、自己修復を促進してコラーゲンを生成させるため、たるみや肌質改善といった効果が期待できる方法です。

業務用ハイフには、医療用と非医療用がありますが、医療用機器はサロンで使用できないため、非医療用のものの中から選ぶことになります。

非医療用のハイフは、本来医療器具として作られたものをエステサロンなどで使えるように仕様を変えているため、医療用のものに比べて出力が少ないのが特徴です。

しかし、その分医療用よりも価格が安いものが多く、近年では性能がアップしてきているため、以前に比べて施術の効果を実感しやすくなっています。

業務用ハイフには3種類ある

サロンで使用できる非医療用ハイフは、主に3種類に分けられます。
ここでは、それぞれの違いや特徴について詳しくみていきましょう。

蓄熱式ハイフ(SHS方式)

蓄熱式ハイフとは、強い出力で高速連射されるタイプのハイフを指し、素早く照射面全体を蓄熱します。
通常のハイフの2~3倍の強さで出力できるため、よりスピーディーに施術できるのが特徴です。

また、後ほど説明する2D、3Dハイフは照射している間に出力を止められませんが、蓄熱式ハイフは途中で施術をストップできるため、お客様が痛みを感じた場合は即座に対応できるというメリットがあります。

さらに、ピンポイントにアプローチできるためお客様の悩みに合わせて施術部位を調整でき、ランニングコストも安いため、3種類ある業務用ハイフの中では最もおすすめです。

2Dハイフ

2Dハイフとは、線状となった超音波を2~3秒かけて点射し、比較的細かい範囲を照射できるタイプです。

線状で点射するため1ラインごとに0.5cmずらして照射する必要があり、時間がかかる上に施術者のスキルが問われるのがこの2Dハイフの特徴です。

痛みに敏感なお客様には、1ラインごとの間隔を0.5cmではなく1cmにするといいとされていますが、残念ながらその分効果は落ちてしまいます。

技術力があり、ゆっくりと丁寧な施術をしたいという方にはおすすめの機器です.

3Dハイフ

3Dハイフとは、長方形のような大きな面を2~3分かけて点射するタイプの機器です。一度に広いエリアを照射できるため、2Dハイフに比べて施術者による当てムラを防げるのが大きなメリットといえるでしょう。

2Dハイフとは異なり、ボタンを押す手間が減らせるものの、照射面が大きければ大きいほど照射時間がかかってしまうのがデメリットです。
また他のタイプに比べてお客様が感じる痛みも強いといわれています。

広範囲を簡易的に施術したいとお考えの方におすすめの機器です。

ハイフ施術が初めてならVタイプがおすすめ

ハイフは施術方式に合わせて、シングルパルス、Vタイプのどちらかを選択します。

シングルパルスとは、ワンプッシュごとに照射していくタイプの機器のことで、出力が高く効果が出やすい反面、扱いが難しいため上級者向けの機器とされています。

Vタイプはシングルパルスに比べて安全性が高いとされているため、施術に自信がない方やフェイシャル用に最適の機器です。

サロン立ち上げ時には、初心者の方でも使用しやすいこのVタイプの導入をおすすめします。

超音波が届く深さをカスタマイズできるものにする

ハイフは超音波が届く深さによって効果が大きく変わります。一般的にフェイシャル用には1.5mm、3mm、4.5mm、ボディ用には13mmが効果的とされています。

ハイフ機器はカートリッジを交換して超音波の深さを調整するため、施術箇所に合わせてカートリッジを変えられるものを選ぶことで、より高い効果を得られます。

こちらも機器選びの大きなポイントになってきますので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめのハイフ機器

今までご紹介した内容を総合して、ご自分のサロンに合ったハイフ機器を選ぶことが大切ですが、以下のポイントもしっかりチェックしましょう。

・値段
・信頼できるメーカーか(口コミや実績で判断する)
・アフターフォローの体制が整っているかどうか
・日本語対応が可能なメーカーであるかどうか

上記を考慮した上で、おすすめしたい機器をご紹介します。

ハイックス(フェイシャル&ボディ)

こちらの機種はカートリッジ交換が必要ないため、ランニングコストが非常に安いのが特徴です。
1パーツがなんと120円という驚きの安さのため、大型店舗におすすめしたい機器のひとつです。

フォーカシュート(フェイシャル1.5mm/3mm/4.5mm ボディ8mm/13mm)

この春に新発売された最新機種で、いま美容業界でも注目されている機器です。
新規導入しやすい価格設定、誰でも簡単に操作できるのがとてもうれしいポイントです。今1番おすすめの業務用ハイフ機器です。

FOCUShoot(フォーカシュート)商品ページはこちら

まとめ

業務用ハイフの種類やそれぞれの違い、特徴、そしてその選び方のポイントについてご紹介してきました。

ハイフには蓄熱式ハイフ、2Dハイフ、3Dハイフと3種類ありますが、操作性やランニングコストを考えると蓄熱式がおすすめです。
加えて、安全性の高いVタイプを選ぶと良いでしょう。

また、ハイフは届く超音波の深さによって施術部位や効果が異なるため、お客様のニーズに合わせて施術できるようにカートリッジを取り換えられる機器を選ぶと安心です。

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