業務用脱毛器を選ぶ4つの基準とおすすめの脱毛器

近年、インスタグラマーやブロガーの影響もあり、脱毛を身近に感じる方が多くなっています。
これは、女性に限った話ではなく、男性や子どもにも同様のことがいえます。

こうした需要の高まりを受け、脱毛関連市場は拡大しており、エステを経営している方はもちろん、開業を検討している方も脱毛メニューの取入れを考える方が増えています。

そこで今回は、業務用脱毛器の選び方を種類や性能を説明しながら詳しくご紹介していきます。

Contents

業務用脱毛器の選び方

業務用脱毛器の種類は多く、どのメーカーや機種を選べばいいか頭を抱えてしまう方も少なくありません。
そこで、業務用脱毛器を選ぶ上で大切にしたい4つの基準を次章から詳しくご紹介していきます。

  • 脱毛器の種類
  • コスパ
  • 性能
  • 実績/サポート

脱毛器の種類は光脱毛一択

業務用脱毛器には、光脱毛・レーザー脱毛・ニードル脱毛の主に3つの種類があります。
それぞれの機器の違いやメリット・デメリットを詳しくみていきましょう。

光脱毛

光脱毛は別名「フラッシュ脱毛」とも呼ばれ、光を照射するIPL脱毛を指します。
エステ業界で最も採用されている脱毛器で、光を何度も照射してムダ毛を少なくしていきます。

多くのエステ店で導入されており、脱毛効果やコスパ、痛みなどを総合的に考えると、光脱毛器の導入が最もおすすめです。

ただ、日焼けした肌やタトゥーをしている部分には使えないため、注意が必要です。

<メリット>
・痛みが少なく、手頃な価格で始められる

<デメリット>
・施術回数が多いため長期間通う必要がある
・肌の状態によっては使用できない

レーザー脱毛

レーザー脱毛では、エステ店では導入できない医療用の脱毛機器を使用します。

永久脱毛をうたって施術ができるのはこのレーザー脱毛器だけであり、コストはかかりますが、脱毛効果は抜群といえるでしょう。

しかし、医療機関で自由診療として施術をするため、お客様が支払う施術費用も高額になってしまう欠点があります。

<メリット>
・照射のパワーが強いため、短期間で脱毛を完了できる

<デメリット>
・脱毛に比べて痛みを伴い、料金も高額になりがち

ニードル脱毛

ニードル脱毛は、針を毛穴に刺して電流で脱毛する伝統的な脱毛方法です。

光脱毛よりもコスパが低く、痛みも大きいため、ニードル脱毛器を導入しているサロンは多くありません。

しかし、色素沈着した部分や日焼けした肌、タトゥーの痕といった光脱毛できない状態の肌にも脱毛処理ができるため、特定の層のお客様を対象にするときに重宝する機器のひとつです。

<メリット>
・一回の脱毛でも効果を感じやすい
・光脱毛できない状態の肌にも脱毛処理ができる

<デメリット>
・痛みが強く、料金も高額なことが多い
・炎症が起こる可能性がある

ランニングコストやコスパは意識しすぎない

ここからは、光脱毛器の導入を前提にご紹介していきます。

一言に光脱毛器といっても、ジェルの使用量が少ないものや連射できるものなど、その種類は多種多様です。しかし、一見お得だと感じる脱毛器であっても、実際に効果の出る方法で施術すると、費用対効果はほとんど変わりません。

例えば、光の照射回数が少なく済む脱毛器と連続で照射できる脱毛器を比較すると、1発あたりのコストは連続で照射できる脱毛器の方が安いですが、効果を出すためには数回往復しなければならず、結局は照射回数が少ない脱毛器と同等のコスパになります。

大切な点は施術に対して適正価格を設定し、エステの効果をお客様に実感していただくことです。施術メニューやターゲットを絞った上で機器を選びましょう。

性能は3つの視点で考える

光脱毛機器の性能は、以下の3つの視点から考えていきます。

ハンドピースが2つ

基本的に、光脱毛器はフォトフェイシャル用と脱毛用の2つのハンドピースが付いています。
しかし、中にはハンドピースが1つのみで、ボタンを押して機能を切り替えるものや、フィルターを取り付けて切り替えるものがあります。

脱毛サロンの経営を検討している場合は、熱を持たないよう交互に使用できるハンドピースが2つ付いた機器を選ぶと良いでしょう。

施術時間(照射スピード)が短い

昨今、大手の脱毛専門店ではSHR方式と呼ばれる高速脱毛器が主流になっており、最新の光脱毛方法として注目されています。

これは、従来の強い光を照射するIPL方式とは異なり、毛包に弱い光を高速で連射し蓄熱効果で脱毛させる方式です。

今生えている毛にアプローチするのではなく、これから生えてくる毛にアプローチするため、毛がポロポロと抜けるような劇的な変化はありませんが、毛が生えてくるペースが遅くなり、毛そのものにも細く薄くなるという変化が現れます。

脱毛効果については従来のIPL方式のほうが高いと噂されていますが、回転率やその他のメリットを考慮すると、照射時間の短いSHR方式の高速脱毛器の導入がおすすめです。

<メリット>
・痛みや肌トラブルが少ない
・色黒や日焼けした肌にも対応
・毛周期に関係なく、毎月施術が可能
・施術時間が格段に短い

<デメリット>
・導入サロンが少ないため、実績が少ない

軽量の脱毛器

個人店に導入する脱毛器は、高性能であっても重量のある大型脱毛器は必要ありません。

大型脱毛器が故障した場合、壊れた機器の配送手配が大変で、出張修理も高額になってしまいます。

個人店であれば、まずはコンパクトで小回りの利く軽量な卓上型を導入すると良いでしょう。

実績・サポート体制も大切

導入する脱毛器を選ぶときは、メーカーの実績はもちろん導入後のサポート体制が充実している製品がおすすめです。

メーカーの販売実績や保証期間は、機器を選ぶ上でとても重要です。
販売実績が数年ある会社を選び、保証期間は2年以上を目途にしましょう。
その際、サロンの導入数や口コミも参考にすると良いでしょう。

また、導入後のサポート体制やメンテナンスを事前に確認することをおすすめします。
トラブルにすぐ対応してくれるのか、数年おきの部品交換やクリーニングサービス、返金保証はあるかなど気になる補償を確認し、手厚くフォローしてくれるメーカーにすると安心です。

ご予算に合わせてカタログやWEBサイトで調べたり、口コミを参考にしたりしてご自身のサロンに最適な脱毛器を選定していきましょう。

おすすめの脱毛器

それでは、最後にコスパ、性能、実績やサポート体制などを考慮して厳選したおすすめの脱毛器(ルネッサンスシリーズ)を紹介します。

ルネッサンスGTR

卓上型でコンパクトな高機能複合美容器です。
照射時間を選択でき、軽量ハンドピースを採用。電気代も節約できて、より使いやすくなっています。
保証期間も3年なのもうれしいポイントです。

ルネッサンスUOMO

ヒゲ脱毛モードを搭載したメンズ用の美容脱毛機器です。
美容業界のなかでも、今とても注目されているのがメンズ脱毛です。
高速軽量の持ちやすいフォルムにバージョンアップしたハンドピースが搭載されています。

ルネッサンスRUNA

デリケートゾーン専用の脱毛器です。脱毛をしたい女性の多くがデリケートゾーンの施術を希望しているため、その需要は伸びています。

美肌モードを搭載しており、肌のターンオーバーを促進してデリケートゾーンのくすみのケアなども期待できます。

ルネッサンスBANBI

圧倒的なコストパフォーマンスの良さが魅力の脱毛器。ジェルが不要でとてもスピーディーに施術を行えます。低価格で保証期間も設けられており、安心して使えます。

まとめ

業務用脱毛器の4つの選び方についてご紹介してきました。
老若男女問わず、多くの方たちが脱毛に興味を持っている今、サロンに脱毛メニューを追加するチャンスです。

脱毛器にはさまざまな種類がありますが、光脱毛器が最もおすすめです。
ハンドピースや施術時間、重量に注意して選ぶようにしましょう。

また、脱毛器そのものの性能に加え、サポート・保証体制も忘れてはいけないポイントですので、事前にしっかり確認するようにしてください。

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